PMS 生理の基礎知識

生理の基礎知識③ PMS(月経前症候群)の症状と原因

PMS(月経前症候群)ってなに?

A cartoon explaining the symptoms of PMS

生理(月経)前になると気分の落ち込みや体調の不良が引き起こされる症状を
PMS(月経前症候群)
と呼びます。

 

月経のある女性の約80%以上が経験していると報告されている一方で、それがPMSであると気づかない人も多いようです。
この記事ではそんなPMS(月経前症候群)の症状と原因を解説していきます。

 

この記事はあなた自身に心当たりがないか確認しながら読まれることをお勧めします。


 

大きく個人差がありますが、PMS(月経前症候群)は様々な症状を引き起こします。

代表的なPMS症状の例をチェックシートにしました。

こちらで

  • 身体症状
  • 精神症状
  • 社会・他者への影響

 

これらが排卵後~月経前までに出現しているかを確認してみましょう。

 

注意ポイント

ここに挙げた症例は一部であり、実際には200種類以上もの症状があると言われています。

 

 

PMS(月経前症候群)の身体症状と精神症状チェックシート

 

身体症状

精神症状

社会や他者への影響

 学校・仕事・イベントをドタキャンしてしまう
 子どもに強く叱る、叩いたり突き飛ばしたり等してしまう

 

ココに注意

「精神症状」と「社会や他者への影響」にチェックが入っていて、症状が重いと感じている方はPMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。

 

前述の通り、PMSは月経のある女性の8割以上が様々な月経前の不快症状を体験していると報告されています。

この症状は

月経がはじまる14日前(排卵後)から月経開始2日位までに現れ、

月経が終わるとその症状は消失します。

 

また、これらの症状は複合で現れるため「症候群」と呼ばれています。

これは西洋医学では病気ではなく「月経における諸症状」という位置づけ。

例えるならば風邪の諸症状、悪寒やだるさといった具合。

 

PMSはなぜ起こる?

先述の通り月経が終わると症状が消失するPMSですが、現在でもはっきりした原因は解明されていません。

 

しかしながら一般的には黄体期にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が急激に低下し、

脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが原因と考えられています。

PMS-prone menstrual cycle

生理周期について詳しくは以下の記事をご覧ください。

基礎編2サムネイル
参考生理の基礎知識② 生理周期を理解しよう

生理が来た時から女性のカラダになにが起きているか知っていますか?
この記事では生理のある女性なら毎月やってくる「月経」を解説します。

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さて、エストロゲンプロゲステロンの急激な分泌低下、

つまりPMSの原因ですが、

以下に主な原因と考えられるものを紹介します。

 

PMSの原因と考えられている要素

  • 甲状腺機能不全
  • カフェインの取りすぎ
  • 偏った食生活(砂糖やノンカロリーシュガーの摂りすぎ)
  • ビタミンやミネラル不足
  • 女性ホルモンのアンバランス
  • 睡眠障害
  • 日照不足
  • カンジダ症(腸カンジダもありますよ!性病だけじゃありません)
  • 運動不足
  • ストレス

 

上記を改善してもPMSが一向に良くならない場合は以下が主要因の可能性も考えられます

他に考えられる要因

  • 食物アレルギーや食物過敏症
  • 環境過敏症
  • 水銀製の歯の詰め物(アマルガム)
  • 副腎皮質機能不全
  • 肉体的虐待や性的虐待(←もうこれはどんな病気や症状も引き起こしそうですよね)

 

まとめ・気分や体調が良くない時はPMSも疑ってみよう

いかがでしたか?

あなたの月経前の状態をチェックシートで確認出来ましたか?
チェックが多ければ多いほどPMS症状が重い

と言えるでしょう。

解決方法に関しては今後UP予定です!
婦人科・漢方薬・心療内科の受診だけではなく、

「自分を自分でケアする」方法もご紹介します。

是非改善して行きましょうね!

 

次回、「生理の基礎知識」第4回は、

このPMSよりも更に精神症状の重い「PMDD」(月経前不快気分障害)を解説します。

 

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  • この記事を書いた人

Sally

Sally 女性ホルモンケア アドバイザー ベーシックコース修了。 ヨガ空間Avyakt主催者。 丸の内ヘルスケアラウンジのコンシェルジュ経験を経て「20歳前後の女子に15年前の自分と同じ思いをして欲しく無い」とこのサイトを執筆中。 20歳~25歳頃までPMDD症状で苦しみ、様々な解決策を模索。 現在PMDDの症状はほぼ解消。 胃アトニー・砂糖依存症・皮膚疾患もち

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