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【糖尿病】HbA1c数値の変化【5年分のデータを公開】

炭水化物大好き_I love carbs.

 

こんにちは。チョコリコ(2号)のKENです。

今回は前回に引き続き糖尿病の話題です。

 

前回の記事はこちら

diabetes mellitus_S
2型糖尿病と診断されたら知っておくべきこと

「糖尿病」と診断されたらどうする?
実際に40歳直前にして糖尿病と診断されてしまったKENが「糖尿病と診断されたら知っておくべきこと」をまとめてみました。
結論から言って、大丈夫です。心配しないでください。
むしろ糖尿病に限らず今後の健康的な生活を送るためのきっかけになるかもしれません。

続きを見る

 

糖尿病と診断されたとき、自分がどの程度悪い状態なのかわかりませんでした。

数値だけみても何も知らないと意味がないですし、
身近にも比較できるような糖尿病の知人などいなかったので困りました。

 

ということで、今回はみなさんがイメージしやすいように僕自身の数値を公開します。

 

以下のグラフは糖尿病発覚の2015年末から2020年9月までのHbA1cの数値です。

HbA1Cは1~2ヶ月の長期的な血糖値を表します。

ものすごく大雑把に言うと糖尿病かどうかを判断する数値です。

 

注意ポイント

実際の判断には

  1. 空腹時血糖が126mg/dL以上ある
  2. 75g経口ブドウ糖負荷試験が200mg/dL以上
  3. 随時血糖値が200mg/dL以上
  4. HbA1cが6.5%以上

初回の検査でこれらのどれかが当てはまると「糖尿病型」(糖尿病になりやすい体質)
とされ、さらに1~4までのそれぞれで数値によってさらに再検査や糖尿病の症状の有無を加味するなど
結構複雑な診断手順があります。

正しい判断はちゃんとお医者さんにお願いしましょう。

参考 京都糖尿病相談室

 

さっそくグラフを公開(2015年12月〜2020年9月までの約5年間)

 

HbA1c_0

 

ご覧の通り数値を一気に下げた後、膠着状態や上がり下がりがありますね。

このHbA1cを基準とした判断では以下のとおり

  1. 正常値
    • 5.9%以下
  2. 糖尿病予備軍(境界型)
    • 6~6.5%
  3. 糖尿病
    • 6.5%以上

これらを2015年末〜2020年9月までの数値でグラフ化しています。
縦軸がHbA1cの数値、横軸が検査した日です。

目標は

5.9%以下の「正常値」に入ること!

です。

 

数値に変化があったタイミングを解説していきますので
僕の生活の変化と数値の変化を参考にしてもらえると幸いです。

 

反面教師ですけど。

 

 

糖尿病発覚前の生活

この時点のHbA1C=9.5%

 

2015年末までの主な生活様式(糖尿病発覚前)

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
ラーメン

パスタ

焼肉

カレー

カフェモカ

午後の紅茶ミルクティー

ビール

日本酒

一切運動しない なし

 

まずは糖尿病だと診断される前の生活がどのようなものだったか見てみましょう。

 

僕の職業は映像編集で、よく都内のスタジオやプロダクションに出かけます。
内容的に深夜に及ぶことも多くタクシー帰りもしょっちゅうです。
さらに食事時間以外の休憩はほとんどなく、一日中パソコンに向き合っています。

徹夜で仕事_Working all night

 

業界のしきたりでもあるのですが、スタジオやプロダクションの会議室などでは
「つなぎ」と呼ばれる様々な種類のお菓子を用意してくれています。
お煎餅やクッキー、チョコレートなどですね。

これらを食事までの時間に小腹が空いたりすると食べていました。

特別甘いもの好きではないのですが、作業中に糖分が不足するので
いつもスタバのカフェモカや午後の紅茶ミルクティー
を持ち込んでいました。

 

実際、糖分をとるとやたらと眠気が覚めるんですよね。

 

食事はプロダクションのスタッフが出してくれるお弁当だったり
店屋物の出前など。

お昼は近所のレストランで済ますことも多いです。

 

と、このように当時の僕の生活は

  • 深夜まで働くデスクワーク
  • 甘い飲み物持参
  • 食事は市販のお弁当や店屋物
  • 目の前に大量のお菓子

というものでした。
見事に運動不足・睡眠不足・ハイカロリー食・糖質山盛りですね。
その結果糖尿病の診断結果が出てしまいました。

 

 

糖尿病治療の開始時点が最もしんどい(治療開始から2ヶ月経過)

治療開始から2ヶ月経過時点のHbA1C=7.3%

2016-2月

 

治療開始から2ヶ月経過時点の生活様式

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
納豆

湯豆腐

小松菜のお浸し

焼き鳥

低糖質パスタ・ラーメンなど

コーヒー(ブラック)

スムージー(砂糖なし)

市販のハイボール(500ml缶2本)

2〜3キロ程度のランニングとウォーキング(1ヶ月でやめた)

通勤

テネリア(20mg)

 

糖尿病の診断結果で危機感を感じ、食事も記録しながら気を使って治療に取り組みました。

クリニックで処方されたお薬も飲み始めました。

糖尿病ってかなり多くの種類のお薬があるんですが、僕の場合は夜遅くまで仕事が続くことから

毎日朝食後に飲むことで1日中効き目が続く「テネリア(20mg)」を処方していただいています。

このお薬はインスリンの分泌を促し、血糖値を下げる薬で現在でも服用しています。

 

ちなみにニガテな運動も軽いランニングやウォーキングも始めました。

1ヶ月でやめましたが。

運動やめました_I stopped exercising.

 

糖尿病予備軍入り(治療開始から6ヶ月経過)

治療開始から6ヶ月経過時点のHbA1C=6.2%

2016-6

 

治療開始から6ヶ月経過時点の生活様式

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
納豆

湯豆腐

小松菜のお浸し

焼き鳥

ラーメン(月に一回)

コーヒー(ブラック)

スムージー(砂糖なし)

ハイボール(ペットボトル炭酸水で自作)

ペットの犬の散歩程度

通勤

テネリア(20mg)

 

6月の血液検査でようやく「糖尿病予備軍(境界型)」の数値まで下がりました。。

最初の検査からすでに半年経ってますね。

 

HbA1cの数値は6.2%。これが6%を下回ると晴れて「正常値」の仲間入りです。

 

この頃から夕食の内容に少し変化がありました。
まず

低糖質麺は食べなくなった

 

最初は気合を入れてこういうものも食べてはいたのですが、
残念ながら口に合わないと思い食べなくなりました。

効果はあったのかもしれませんが、たぶんこれは病院食を食べているかのような気分になるのが嫌だったのでしょう。

量も満足するようなものではないので、
結局炭水化物を避けた上で野菜や肉を美味しく食べることに注目するようになりました。

我慢していたラーメンも月に一回、血液検査が終わった日(笑)に食べるようになりました。

 

お酒はビールからハイボールに移行しました。
最初は缶で買っていたのですが、ビールと違って自分で作れることに気がついて
安いウイスキーとレモン炭酸水のペットボトルの組み合わせで飲むようになりました。

 

HbA1c「6%の壁」と「魔法の粉」(治療開始から2年6ヶ月経過)

治療開始から2年6ヶ月経過時点のHbA1C=5.7%

2018-5

 

治療開始から2年6ヶ月経過時点の生活様式

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
納豆

湯豆腐・冷奴

小松菜のお浸し

ラーメン(月に一回)

いきなりステーキ

自作ピザ(月に1回)

ローストビーフ

コーヒー(ブラック)

スムージー(砂糖なし)

ハイボール(ペットボトル炭酸水で自作)

ペットの犬の散歩程度

娘の保育園送り迎え(たまに)

通勤

テネリア(20mg)

デキストリン(毎食)

 

2016年6月にHbA1cの数値は6.2%にまで落ち、さらに正常値を目指してこの生活を続けるのですが、
ここから長い期間同じ数値が続きました。

そしてついにHbA1c5.7%「正常値」まで落とせた時には2018年の5月、つまり1年もの時間がかかりました。

 

このころになると食事の習慣も慣れてきて食べ物も記録することは無くなりました。
ケータイのカメラで撮影まではしていましたが、Sallyに「振り返らない記録ならやる意味ない」と言われてそれもやらなくなりました。

 

さらにお医者さんからはコレステロールの数値に指摘が入り、新たなお薬「リビディル」を処方されてしまいました。

これはコレステロールを下げ、血液中の資質を改善するお薬です。

まあ血糖値が下がってるならいいかな、とあまり深く考えてませんでした

 

食事に関しては、月に一度のラーメンだけでなく、近所にできた「いきなりステーキ」に通うようになっています。

ライスはほぼ食べずにヒレステーキに付け合わせのコーンをブロッコリーに変えています。

いきなりステーキにはお世話になりましたが、特別安くもないので最近は行っていません。

 

一方でずっと我慢していたピザを自作するようになりました。

ビタントニオのピザロースターを購入して作っています。

元々ピザが大好きなのに糖尿病で避けていたのは

デリバリーピザがやたら高い

自分で分量や具を調整しづらい

という理由でした。

「地中海料理は糖尿病に効く」などと家族を説得して購入。

お昼ご飯限定ですが休日に焼いて家族に振る舞っています。

現在は2代目でこれは非常にオススメです。

このロースターでローストビーフも焼いています。

赤身の牛肉を買って作るのですが夕食はこれをツマミにしています。

糖尿病でも糖質に気をつければ大丈夫!と自分に言い聞かせて(言い訳して)楽しんでいます。

 

地中海料理が糖尿病にオススメという話は実際にありますが、それはセモリナ粉で作るパスタが主流で、牛肉や豚肉をあまり食べず、キノコや魚介などの海産物やオリーブオイルを使うから、ということであり、ベーコン盛り盛りのピザが有効というお話ではないです。

 

 

このころ、食事の時に難消化性デキストリンを入れるようにしていました。

デキストリンとはトウモロコシなどから作られた水溶性の食物繊維です。
これは消化しずらい食物繊維であることから食べ物と一緒に摂取することで急激な血糖値の高騰を抑えます。
からだすこやか茶など、いわゆる「脂肪や糖を抑える」トクホのお茶などに使われているものだと思っていいと思います。
大塚製薬の「賢者の食卓」もその一つですね。

 

粉末状なのでお茶やコーヒー、スープなどに溶かして摂取します。

水に混ぜるとほんのり甘味を感じる程度でほとんど味に影響はありません。

結構な量でも安く手に入るのでオススメです。
「賢者の食卓」などは持ち運びには良いと思うんですが、いかんせんコスパが悪すぎですね。

ちなみに僕の場合ケースから直接出せるようにこういうものを使っていました。

アマゾンでデキストリンを検索すると

「よく一緒に購入されている商品」として紹介されていますね(笑)

 

みなさんよくこの組み合わせで使っているということでしょうね。

 

デキストリンのメリットは

  • 副作用がない
  • 急激な血糖値の上昇を抑える
  • 血糖値の上昇を抑えるため眠くなりにくくなる
  • 味に影響しない
  • 安く手に入る

など。デメリットは強いて言えば暖かい液体にしか溶けないので

夏でも冷たい水やお茶では溶けないので工夫が必要です。

とはいってもデメリットというほどのものでもないですね。

僕も最近飲んでいなかったので再開しようかと思っています。

 

正常値になったが・・・恐怖の年末年始(治療開始から3年経過)

治療開始から3年経過時点のHbA1C=6.4%

2019-1月

 

治療開始から3年経過時点の生活様式

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
納豆

湯豆腐・冷奴

小松菜のお浸し

自作ピザ

パスタ

ローストビーフ

コーヒー(ブラック)

ほうじ茶

ハイボール(ソーダストリームで自作)

ペットの犬の散歩程度

娘の保育園送り迎え(たまに)

通勤

テネリア(20mg)

デキストリン(毎食)

 

2018年の5月についに正常値の5.7%まで到達したものの、完全に油断していました。
年末年始を挟んだ翌年2019年の1月にはなんと6.4%まで上がり再び「予備軍」入りしてしまいました。

秋の仕事ラッシュから年末年始のイベントまで多忙と暴飲暴食がモロに数字に出てしまっています。

 

反省して再挑戦することになりました。

 

この頃引っ越しがあり都心から少し田舎の方で住むことになりました。
結果として飲食店が減ったので外食はかなり減ることになります。

 

また、毎日飲んでいるハイボールで使っているレモン炭酸水のペットボトルをやめました。
代わりに「ソーダストリーム 」を導入しました。

これは2019年で本当に買ってよかったアイテムでしたね。

交換ガスはそれなりに高いですが、
ペットボトルの炭酸水よりコスパが高く、以前は大量に発生していたペットボトルゴミも出なくなったのでとても快適です。
レモンも今までの香料ではなく本物のレモン汁を入れることになったのでさらに美味しくなりました。

 

ソーダストリームはかなり使い込んでいるので、後日ブログに詳しく書きたいと思います。

 

気を取り直して再挑戦。しかし・・・(治療開始から4年経過)

治療開始から4年経過時点のHbA1C=5.9%

2019-12月

 

予備軍に戻ってしまったので反省して再度食事に気をつけました。
2019年の12月に検査し、結果的に5.9%と本当にギリギリの数値で予備軍を脱出

 

ところが・・・

治療開始から4年3ヶ月経過時点のHbA1C=5.9%→6.8%

 

2020-3月

 

またしても年末年始を破産で急上昇。しかも6.8%の爆上がりです。
「予備軍」どころか確実に「糖尿病」です。

食べていたものをみると「カツ丼」が入っています。

昼食とはいえ完全にダメなパターンですね。

 

治療開始から4年経過時点の生活様式

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
納豆

湯豆腐

小松菜のお浸し

カツ丼

ラーメン(月に一回)

自作ピザ

パスタ

ローストビーフ

コーヒー(ブラック)

ほうじ茶

ハイボール(ソーダストリームで自作)

ペットの犬の散歩程度

娘の保育園送り迎え(たまに)

通勤

テネリア(20mg)

デキストリン(毎食)

 

反省はしているものの、仕事もラッシュが続くとなかなか対応ができません。
昼食や夕食は仕事場に依存しているし、忙しくて運動もできません。

 

そんな折にやってきたのが「新型コロナ」です。

 

 

コロナ禍と糖尿病生活(治療開始から4年5ヶ月〜9ヶ月経過)

新型コロナウイルスによるパンデミックによって緊急事態宣言が発令され、
仕事は全てキャンセルや延期になり、外出もしなくなりました。

当然外食もすることがなくなり高カロリーな食事はずいぶん減りました。

治療開始から4年5ヶ月経過時点のHbA1C=6.3%

2020-5月

 

結果として2020年5月での結果はなんとか6.3%とギリギリ予備軍入りしました。

ところが

治療開始から4年9ヶ月経過時点のHbA1C=6.6%

2020-9月

今度は運動不足に陥り2020年9月では6.6%となってしまいました。

 

治療開始から4年5ヶ月〜9ヶ月経過時点の生活様式

よく食べていたもの よく飲んでいたもの 運動 薬・サプリなど
納豆

湯豆腐

小松菜のお浸し

カツ丼

ラーメン(月に一回)

自作ピザ

パスタ

ローストビーフ

コーヒー(ブラック)

ほうじ茶

ハイボール(ソーダストリームで自作)

ペットの犬の散歩程度

娘の保育園送り迎え(たまに)

通勤

テネリア(20mg)

デキストリン(毎食)

 

そして、さらに主治医の先生に言われてしまったのが

「血糖値はともかく中性脂肪が高すぎる」

 

でした。

 

 

結局のところ、食事も運動も全部必要だった

 

以上、KENの残念な糖尿病の軌跡でした。

記事を書きながらこれまでの食生活を振り返ってみると

よかったのは最初だけで後半は血糖値に気を使ってないなあと痛感しました。

 

一応最初期と比べればだいぶ落とせてはいるのである程度の参考にはなるかと思います。

 

年末年始やコロナでの外出自粛、出産や引っ越しなどのライフイベントなど
油断するとすぐに影響がでてしまいます。

そして最後に変なオチがついてしまいましたが、

血糖値やHbA1cだけでなく中性脂肪や悪玉コレステロールにも気をつけなければなりません。

 

そんなわけでこれまで苦しみながら改善してきたはずの食事改善だけでは限界があり、
今度こそ運動の習慣化を始めて現在に至っています。

 

この記事を書いている時点ではまだ半月程度ですが、1月末に予定している検査でなにかしら良い結果がでることを期待しています。

  • この記事を書いた人

KEN

映像の編集者。 2000年からポスプロ勤務→2007年からフリーランス→現在リモートワークを実践中。 PMDDやPMSと闘うSallyのパートナー Sallyと出会って初めて月経前症状を知る。 ちなみに2型糖尿病患者

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